もりもり食べる

日々考えたことをきままに綴るブログです

今年58になった母が私に言った。

「還暦を越せるか心配。」

母のこういった弱音は聞いたことがない。私は驚いた。

 

母はいつだって家族を守るために頑張って自分の精神や肉体を削りながら生きているのだと、その時初めて気が付いた。私はなんて鈍いやつなんだろう。いつも自分の身の回りのことしか考えていなかった。

 

 

母はお酒を呑むと人格が変わる。

それが小さいころから本当に嫌で、それを見て育った私はほとんどお酒に手を伸ばさない。それほど嫌だ。

でもそれは、母が日常生活で日々自分を抑えつけて我慢をしているからなのかもしれない。

お酒を呑めばそのリミッターが外れる。ようやく理解できた。

 

母は私の悩みを聞くと生き生きする。

それに対していつも違和感を感じている。それも母の日常生活の我慢によるものなのだろう。

辛いのは自分だけじゃないと思うから、嬉しいのかもしれない。人の不幸は蜜の味というが、それだ。意地悪なのではなく、自分の持っている不幸を誰かと分かち合いたいのだ。だが、母は素直に本心をさらけ出すことができない。

 

母はなにかある度、「自分の方が大変だ」と言う。

この言葉を聞くたび、なんで比較するんだろうと思う。痛みは比較するものではなく、個人が感じるものだと私はいつだって言いたい。

でもこれも日常生活の我慢によるものだろう。

 

 

母はいつだって持ち合わせている力以上に頑張って頑張って頑張ってきたんだ。

実家にいたころ、母は家でも仕事場でも手を抜かず、仕事で全力投球したあと、家に帰ってくると掃除や洗濯、料理を同時にこなしていた。

私がぬくぬくと育ってこられたのは母のその努力によるものだ。

 

 

 

あと2年も経てば母は還暦を迎え、私は三十路になる。

もうすぐで母が私を産んだ年になる。

 

綺麗ごとかもしれないが、今度は私が母を育てようと思う。

あるがままの母を認め、家族としてそばで支えられたらと思う。

そう簡単には上手くいかないかもしれないけど。

 

※今日の体重 54.75㎏ 💩 ×

親知らずを抜いたこの痛い状態でどのくらい食べられるのだろうと挑戦したら、いつも以上に食べてしまった。今日は制限しよう。